アメリカ

【アメリカ】英語が苦手でもロードトリップは楽しめる!レンタカーの借り方と心得

レンタカー Kia Soul

海外を車で旅してみたい!という想いはあるものの、いざレンタカーを借りるとなると色々心配になりますよね。
言葉の問題、交通ルールの問題、「あれ、そう言えばガソリンってどうやって入れるの?」などなど、考えれば考えるほどに不安になってしまいがち。

だけど、例えばアメリカのグランドサークルを転々とするとなると車はもはや必須。オプショナルツアーや公共交通が充実しているハワイだって、車があればお買い物も観光も射程がググッと広がりますから、旅の選択肢を広げる意味でもレンタカーの借り方はぜひ覚えておきたいところなのです。

では早速、アメリカでロードトリップを10回以上経験している筆者の体験談などを挟みつつ、アメリカでのレンタカーの借り方や心得をザザザッとまとめていきます。

まずは国際免許証を用意する

アメリカ本土でレンタカーを借りる際には、国際運転免許証の所持が必要です。(ハワイでは日本の運転免許証のみで借りられる場合が多い。)

国際免許は、日本の免許保有者であれば誰でも取得する事ができます。
各都道府県の運転免許センターや試験場で交付してもらえますので、詳細は各ウェブサイトを確認してみてください。

なお、申請書の記入や、写真、印鑑、発行手数料などが必要です。基本的には即日発行してもらえますが、申請場所によっては後日郵送になる可能性もあるので、申請方法を事前によく調べて早めに手配しておく事をお勧めします

レンタカーの予約はインターネットで

予約はしておくのがベター。予約をしておいた方が手続きの際にあまり英語を話さなくても済むので、英語に不安のある場合には断然事前予約をお勧めします。

大手のレンタカー会社ならたいてい日本語でインターネット予約ができます。

アメリカだと、Hertz(ハーツ)、Avis(エイビス)、Dollar(ダラー)、Budget(バジェット)、Alamo(アラモ)辺りがメジャーどころでしょうか。
ハーツとエイビスはハイグレード。少々割高ですが、その分サービスがしっかりしている印象です。
一方ダラーやバジェット、アラモはエコノミーな印象があるものの、それでも大手ですからサービスが著しく悪いという事はありません。

と言いつつ、この中で筆者が利用した事があるのはハーツとダラーのみ。
特にダラーをよく利用しています。JALユーザーなので、JALと提携しているダラーを選びがちなんです。
とはいえJALは現在(2022年6月)ハーツ、エイビス、アラモ、ダラーと提携しているので選択肢はダラー以外にもあるのですが、十数年前はダラーとハーツの2社だけだったんですね、提携会社が。
最初にダラーを利用して特に問題が無かったので、以降基本的にはダラーをチョイスする流れになっています。アメリカやハワイで数十回ダラーを利用しましたが、幸い一度もトラブルはありません。

ダラーで十分満足な筆者ではありますが、時々ハーツを利用するとやはりなんとなく格上っぷりを感じます。
以前最安のエコノミーカーをレンタルした際、どこからか微かにカタカタ音がするので「走行中カタカタ音がするんだけどー」ってカスタマーサービスに相談したんですね。そしたら特に何を確認するでもなく即座に車を交換してくれたあげくフルサイズカーにアップグレードしてくれたんですよ。どーん、日産アルティマ。最高の走りごこちでした。

日産アルティマ、どーん。フルサイズあっぱれ。

あと「私はハーツで車を借りたのである」という、そこはかとない安心感。心の余裕はお金で買えるものなのだな、という事をしみじみ感じさせてくれるハーツであります。

ともあれ、ここにあげた大手5社であればアメリカ全土に拠点があるので、転々と移動するようなロードトリップでも困ることはないと思います。ハワイであれば日系の会社もありますから、よりいっそう選択肢は広がるかと。

車種はどうする? 保険はどうする?

乗車定員、積載できる荷物の目安、オートマかどうか等の情報が、予約ページの車種詳細項目で確認できます。自分の旅行計画とすり合わせて車種をチョイスしましょう。

ちょっとそこまで程度の使用なら、最安・最小のエコノミークラス(フォードのフィエスタやKIAのRIOなど)で十分かと思います。特にハワイのワイキキなら、小回りが効くという点でもこのサイズがちょうどいいかもしれません。

ただ、2ドアタイプやパワーウインドウが付いていないタイプの車種が当たる可能性もあるので、乗り心地は妥協ポイント
筆者は以前ぐるぐるハンドルでウインドウを開けるタイプの車に当たった事があります。ただただ面倒でした。

続くコンパクトクラス(フォードのFocusやKIAのSoulなど)は、定員5人の最小クラス。最低限の装備は搭載されているかと思います。2ドアが当たる事もないはず。

筆者はコンパクトクラスが好きです。価格も手頃だし運転しやすいし。KIAのSoulでアメリカ本土を1000キロぐらい転々とした事が何度かあるので、長距離利用でも許容範囲だと思います。
ただ一度フルサイズのアルティマに乗った時は、明らかに乗り心地が違ったのでびっくりしました。もちろんアルティマ圧勝。やはり価格差には相応の意味があるのですね。お財布に余裕があるなら、一生フルサイズがいいです。

続いて、ミッドサイズ(インターメディエイト)クラス(日産セントラ、マツダ3など)。初めてアメリカ本土でロードトリップするなら、このクラス以上がオススメです。
ハワイでもハワイ島などの離島をドライブするなら、時々オフロードもありますのでミッドサイズ以上を選ぶのが安心かもしれません。

ミッドサイズの上位がフルサイズクラス(日産アルティマやシボレーのマリブーなど)。
先述のアルティマで、モニュメントバレーのオフロードを走行した事があります。本来四駆が推奨されていましたが、「セダンでも可」と書いてあったので思い切って乗り込んでみた結果、まったく問題なし。最高でした。
オフロード込みのちょっとワイルドな旅程を立てている場合は、このクラスをチョイスするのが安心&安全かと思います。

モニュメントバレーに伸びる全長27kmのオフロード「バレードライブ」

なお、保険については、筆者の場合いつでもフルパッケージに入ります。何かあったら怖いので。
きっと精査すればクレジットカード付帯の保険と重複しているものもあったりで不要な補償もあるのかもしれませんが、精査するのが面倒なのでとりあえずフルパックを選んでいます。適当でごめんなさい。

次のページへ >

掲載している情報は、記事作成当時(または本文中に記載の年月日)のものです。最新の情報とは異なる場合があることをご留意ください。

\ JTBツアーガイドが現地から生配信 /

どこにも行けない今だからオンラインでライブ観光観光産業も応援できる

  • この記事を書いた人
絶景ライター あゆ

絶景ライター あゆ

絶景フェチ目線の旅情報とリポートをお届けしています。 ハワイ、セドナ、アメリカ南西部、アジアに行きがち。 海、砂漠、荒野など、ひろーい場所が好きです。

-アメリカ
-

© 2024 Travelチップス Powered by AFFINGER5