ロードトリップの計画に無くてはならないもの、と言えばやはり「地図」。
ほんの10年ほど前までは、道路地図をダッシュボードに入れてあちこちウロウロしていたものですが、それに比べて最近はずいぶん便利になりました。
なんてったってスマホが普及したおかげで、オンラインでいつでも地図が確認できるんですから。
私みたいな「超」方向音痴にとっては、もう、ありがたすぎる神サービスです。
今、あの頃のように紙の地図だけで旅をしろと言われても、さっぱりできる気がしません。
地図が読めない女(←私)を骨抜きにしてしまった、超便利なインターネット地図サービス。
その代表格は、言わずと知れた「Googleマップ」ですよね。
私Googleマップがなければ、一人で道も歩けません。
Googleパイセンと呼ばせていただいております。いや、ほんとうに。
私と同じように、Googleマップをルート検索などで活用されている方、たくさんいらっしゃるかと思います。
みなさんそれぞれ自分なりの利用方法も持っておられるかと。
というわけで私も、「アメリカを車で旅する」をテーマに、Googleマップの自分なりの使い方をいくつかご紹介しようと思います。
Googleマップとは?
(Powered by Google Map)
まずは基礎知識のおさらいから。
Googleマップとは、Google社がインターネットで提供している地図サービスです。
「世界各国よくぞここまで」というぐらいの圧倒的なエリアカバー率が特徴で、地図だけでなく航空写真と切り替える事も可能。
併せて、ルート検索やスポット情報、交通情報などもリアルタイムで提供してくれます。
なんという、お役立ちサービスなのか。ほんとにもう。
日本国内では地図業界の最大手「ゼンリン」の情報網も熱いですが、Googleはアメリカの会社という事もあり、特にアメリカ国内の地図情報なら右に出るものなし、というぐらい充実しています。
ですからもう、Googleマップはアメリカ旅とは切っても切れない必需品なのであります。
1. ルートを決める
行きたいところがだいたい固まったら、まずはGoogleマップにルートのご相談。
出発地と目的地を選択してルート検索すると、最短ルートと所要時間を表示してくれます。
出発地と目的地を入れ替えたり、目的地を追加したりもできます。
このGoogleマップが弾き出してくれる所要時間、実際だいたい合っていると思うのです。
ただ、私の場合ちょっとちんたらしているので、プラス30分ぐらいは余裕を見ています。
ルートがこうして可視化されると、他にも行きたいところが出てきたりします。
「あ、ペトラファイド・フォレストも行きたいなあ、目的地に追加してみるか」
「おお、所用6時間かあ。1日6時間運転はけっこうキツイなあ、でも行きたいなあ」
「お、こっち方面行くなら、もう一つ行きたいところあったぞ」
「じゃあいっそ、ここらで1泊はさむか」
てな具合で計画が膨らんでいきます。膨らみすぎて収集つかなくなってくるので、時々紅茶でもすすって落ち着いてください。
2. ストリートビューで道チェック
時々、ちょっとへんぴな所へ行こうとすると、Googleマップがマニアックなルートを提案してくる事があります。
拡大しないと表示されないような細ーい道とか。
そんな時は、本当にそのルートで行けそうかどうか、ストリートビューでチェックしてみましょう。
マップ右下にいるオレンジ色の人型さんをクリックしてドラッグすると、道が薄い水色に変わります。
ちなみに提案されたルートは濃い青色。
この水色になったところが、ストリートビュー(略してストビュー)でカバーしている道路です。
この人型さんを水色のところへ持っていってドロップすると、その場所の実際の写真を見る事ができます。
これがストビューと言われる機能。
アメリカ国内では、ストリートビューはかなりのエリアをカバーしていますので、逆にストビューが見られない所はちょっと行きづらい場所だと思っていいんじゃないかと思います。
この写真の場合だと、提案されたルートはストビューでカバーされておらず、実際その道へ右折する辺りをストビューでチェックしてみると、「なにこれ私有地?」という細ーーい道でした。しかもダート。
「うーむ。行けるのかもしれないけど怖くない?」
「途中で何かあっても引き返せそうにないぞ?」
「うん、この道は諦めて別ルートを探そう」というわけで、新しいルートを探すことに。
「Googleマップが提案してるのだから、きっと行けるんだろう!」とポジティブシンクするのもアリですが、私はヘタレなので確実に安全策を取ります。
さらにストビューで道路を辿ってみると、数キロ先に目的地へ近づけそうな所を発見しました。
「よし、ここまで近づけたら、あとは車降りて歩いてみよう」
と、そんな感じで、晴れてルート決定。
目的地が観光地や町ならここまでする必要はないのですが、ちょっとへんぴな所へ行く計画を立てる時は、私の場合こんな風にルートの目星をつけます。
3. ストビューで宿を決める
Googleパイセンは、宿を決める際にもおおいにヒントをくれます。
例えば、ルート検索して目的地まで所用7時間だったりしたら、私ならたいてい途中で1泊入れる事が多いです。
運転が得意な人なら一気に行っちゃうんでしょうけども、私の運転スキルではちょっとしんどい。
なのでこういう時は、だいたいルートのちょうど中間地点で宿を探します。
だけどその辺りが観光スポットでもない限り、どこに宿があるのかさえ見当がつきません。
そこで、中間地点辺りにマップ画面を拡大し、「hotel」や「motel」で検索をかけてみます。
するとその辺りにある宿泊施設が、宿泊料金とともに表示されます。
ひとまずこれで、だいたいどの辺りに宿があるのか、ざっくり把握できます。
宿がいくつかまとまっていれば、その辺りは旅人にとって都合の良いエリアなのだな、という見当もつきます。
宿泊エリアと宿の目星をつけたら、その周辺をストビューでチェック。
「大手のチェーン系モーテルがたくさんあるから、訪れる人も多分それなりにいるんだな」
「お、近くにコンビニもあるし、ファーストフード店もあるぞ」
「ちょっとした買い出しぐらいならできそうだし、地味な町だけど1泊だけだからいっか」
とまあ、こんな具合で宿泊エリアを確定します。
逆に、ストビューで見た時に、あまりにも人気がなくて殺風景だったら、なんか怖いので別のエリアを探します。
「日程がタイトで、1泊でも無駄にしたくないぞ」などという時は、ちょっと遠回りになっても、もうちょっと賑やかそうな町や観光スポットを探して、そこに宿を取ったりもします。
いずれにしても、ストリートビューなら町の大きさや雰囲気がある程度確認できるので、知らない土地に宿をとる時なんかは、けっこう参考になるんです。
もちろんそれと併せて、インターネットで周辺情報を検索したり、宿泊予約サイトの口コミをチェックしたりもしますけどね。
というわけで、「アメリカ車旅を計画する際に役立つGoogleマップの使い方」を私なりにまとめてみました。
ここまでいろいろ褒めちぎってきましたが、Googleマップがいつでも正しいわけじゃないので、あくまで参考程度に活用してください。
プライバシーどうなの? という議論もありますし、ともあれ利用は100%善意で行いましょうっ。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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