アメリカ 旅日記

【アメリカ】モーテルってどんなところ? 危なくないの?

アメリカをロードトリップする際に、よくお世話になるのがモーテルというお宿。
日本ではあまり見かけませんが、アメリカではとってもポピュラーな宿泊施設です。

「モーテルって、あれでしょ? アメリカの刑事ドラマなんかで犯人が潜伏したりしてる所でしょ? 危なくないの?」

というような心配をしていただく事がちらほらあるのですが、実際のところは全くもってそんな物騒な場所じゃありません。(あまりにも場末の寂れたモーテルは別かと思いますが。)
それどころか、車で旅をする人にとっては、この上なく便利で快適なお宿なのであります。

というわけで、今回はモーテルの利用方法や快適さについて、いろいろご紹介したいと思います。

そもそもモーテルって何?

モーテルとは「Moter + Hotel」という意味で、まさに車(モーター)で旅する人が快適に利用できるように作られた宿泊施設です。

ホテルとどう違うのかというと、何よりもまず駐車場と部屋の位置関係。モーテルでは、基本的に駐車場が部屋に隣接しています。

例えば、以前宿泊したスプリングデールの町の「ラキンタ・イン&スイート」(大手のチェーン系モーテル)は、こんな感じ。

出典:ラキンタ・イン公式サイト

ラ・キンタ・イン&スイーツ ザイオン - Booking.com

このように、大抵のモーテルは部屋の入り口が屋外に面していて、直接駐車場に行けるようになっています。ちょっと分かりにくいですが、写真右側に写っている小道のさらに右手に駐車場がありました。

あるいは、モーテル界のエコノミー代表「スーパー8」(いつもお世話になっております)は、こんな感じ。

出典:スーパー8公式サイト

スーパー8 レイクパウエル - Booking.com

ここもやっぱり部屋の入り口が屋外直結です。ちょうど部屋の正面が駐車場になっています。

中には入り口が屋内にあるタイプもありますが、そういう場合は廊下に駐車場直結の出入り口があったりする事が多いです。
とにかくモーテル最大の特徴は、「部屋と駐車場が近い」事。
荷物を車から部屋に運んだり、積み込んだりする時にたくさん移動する必要がないので、とても楽チンです。

基本的にバカンス仕様ではないので部屋の造りはシンプルですが、もちろん必要最低限の設備は付いています。だいたいのモーテルが同じような造りになっていて、宿泊料はホテルよりやや安め。そして多くの場合、車で移動しやすいように大通り沿いに建っています。

モーテルの設備いろいろ

チェーン系列や立地によって価格やサービスに幅はあるものの、設備は基本的にこんな感じです。

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出展: Super8ウェブサイト

ベッドとテレビとユニットバス。冷蔵庫は付いていたりいなかったり。エアコン、ドライヤー、タオルは基本完備。アメニティはまちまちです。歯ブラシがあったりなかったり。なので私は念のため最低限は持参します(歯ブラシやシャンプーなど)。クローゼットやテーブルセットも、部屋の広さによってあったりなかったり。

WiFiは大抵フリーです。パスワードは部屋にメモが置いてあるか、もし無くてもフロントで聞けば教えてくれます。

朝食も基本的にフリーです。いわゆるコンチネンタル・ブレックファストというやつが、だいたい宿泊料金に含まれています。

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出展: Days Innウェブサイト

ちょっとしたパンや、ヨーグルト、ジュースやコーヒーなどが用意されていて、セルフで取って食べるスタイル。
ところで、アメリカのヨーグルトってギリシャヨーグルトばりに濃いのがデフォルトですよね。友人は「なにこれボンドみたい」と暴言吐いてましたが、私はめちゃくちゃ好きです。種類も豊富なので、アメリカのスーパーなんかに行くと、必ず2、3個買ってしまいます。あ、完全に余談でした。

系列で言うと「スーパー8」、「デイズ・イン」、「トラベロッジ」、「スリープ・イン」辺りがよく目にするエコノミークラスのモーテルでしょうか。
ベスト・ウエスタン」や「ラキンタ・イン」辺りは、ちょっとお高めで綺麗な印象。とはいえエリアによって価格も設備もまちまちです。
ただ「モーテル6」(←私はまだ利用した事はないです)だけは、どのエリアでも最安クラスの超エコノミーな印象。

リゾート地にあるような高級モーテルでは、ホテルと同じぐらいサービスが充実していたりもします。セドナのベスト・ウエスタンなんて、部屋に暖炉風のエアコンが付いていたりしましたから。本当にエリアによりけりですね。

ちなみに私はもっぱらエコノミー派。黄バックに真っ赤な「8」をあしらったあのロゴ看板を見かけると妙にホッとします。予算に余裕がある時は、たまーにお高めモーテルも利用したりします。ささやかな自分へのご褒美。

なお、利用客は全体的に熟年夫婦やファミリーが多い気がします。おなご一人や男一匹もたまに見かけます。普通の宿泊施設という感じ。
とりわけ観光地のモーテルでは、海外ドラマに出てくるような(?)明らかにヤバそうな奴はとんと見た事がありませんので、安心して利用できるのではないかと思います。

モーテル利用のアドバイス

モーテルの選び方

飛び込みでも空きがあれば問題ありませんが、行き先が事前に決まっているなら予約しておいた方が無難。
ホテル予約サイトで検索すると、ホテルに混ざってモーテルもたくさんヒットしますので、手配は簡単です。

モーテルは大抵町外れに点在しています。モーテル利用の際は基本的に移動は車でしょうから、アクセスの便利さにそこまでこだわる必要はないかと思います。
ただし同じチェーン系列でも、エリアによっては環境がよろしくない所もあります。
よく知らない土地のモーテルに泊まる場合は、口コミの中に治安や環境の悪さを指摘するようなものがないかチェックしたり、心配が残るようであれば多少料金はかかってもランク高めのモーテルを選んだり、グーグルマップのストリートビューを活用して人通りの多い立地を選んだりするなど、念には念を入れて安全に注意しましょう。

チェックイン/アウトについて

通常のホテルとは造りが違うので、勝手もちょっと違います。

  1. まずはフロント棟の前に車をいったん止めて、チェックインカウンターへ。
  2. 清算などをもろもろ済ませ、ルームキーをもらって車へ戻り、部屋の近くの駐車場へ移動します。
  3. 朝食の時間やWi-Fiのパスワードなどはチェックイン時に教えてもらえるか、部屋に案内が置いてあるかと思います。

チェックアウト時は、チェックアウトと告げてルームキーを返すだけでOK。そもそもルームサービスなどの追加料金のかかるサービスがほとんど無いので、チェックアウト時に改めて清算する必要がないんです、多くの場合。

キーを返したら、あとは車に荷物を積んで去るのみ。このカジュアルっぷりが魅力の一つですよね。

荷物について

スーツケース、食料、飲み物、脱ぎっぱなしの上着や帽子などなど、とかく車内が散らかりがちなロードトリップ(私だけ?)。
駐車場も近いし、1、2日でチェックアウトだし、もう車に荷物積みっぱなしでいっかー、と思ってしまう事が多分にありますが、基本的に荷物(特に貴重品)はちゃんと部屋に運ぶことをお勧めします。車上荒らしがないとも限りませんから。

まとめ

  • モーテルは、「Moter + Hotel」の略で、車で旅行する人のために造られた宿泊施設
  • 多くの場合、部屋の入り口が屋外に面していて、駐車場が近い
  • 部屋はシンプルだけど、必要最低限の設備は揃っている
  • 高級モーテルなどでは、ホテル並みのサービスを受けられたりもする。
  • 女/男ひとり、夫婦、ファミリーなどなど客層もさまざま
  • 基本的には安心安全だが、場所によって周辺環境が悪い場合もあるので事前に要チェック。

以上、モーテルに関するあれこれを綴ってみました。
記事を書き進めるにつれ気づいた事が。私、あんまりモーテルの写真素材持っていないぞと。これからは小まめにモーテルの部屋や外観の写真を撮り溜めて行きたいと思います。

ちなみに日本のウィキペディアの説明では、モーテルを「ビジネスホテルとラブホテルの中間」と表現していますが、これはよくある誤解です。アメリカではファミリーも普通に利用する健全な宿泊施設ですので、車で旅行する際はぜひ利用を検討してみてくださいね。(おわり)

珍しくアメニティの充実したスーパー8だったので、嬉しくて撮ったおもひで写真。



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  • この記事を書いた人
絶景ライター あゆ

絶景ライター あゆ

絶景フェチ目線の旅情報とリポートをお届けしています。 ハワイ、セドナ、アメリカ南西部、アジアに行きがち。 海、砂漠、荒野など、ひろーい場所が好きです。

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