この記事はこんな方におすすめ
- アジアンリゾートが大好き! or アジアンリゾートに興味がある人
- インドネシア・バリ島が大好き! or 行ってみたいと思っている人
- ロードトリップが好き! or ロードトリップに興味がある人
バリ島と言えば、定番の南国アジアンリゾートのひとつ。私も何度か長期滞在をしたことがあります。もう10年ぐらい前のことになりますが。
バリ島のいいところを3つ挙げるとするなら、やっぱりこれ。
- 滞在費が安い
- 料理が美味しい
- 人が優しい
なんといっても物価が安い。当然滞在費も安い。年々上がってはきたものの、それでもまだ1円130ルピアぐらい。まだまだ宿も食事もリーズナボーです。
あとご飯。アジア飯はテッパンですよね。インドネシアにもナシゴレン、サテ、ソトアヤム、バビグリンなどなど名物料理がたくさんあります。

インドネシアを代表する名物料理・ピリ辛がおいしいナシゴレン
それから人が優しい。悪質なぼったくりが蔓延している都市も大いにあるけど、バリ島にそんな空気はほとんどない気がします。いや、10年前はそうだったけど今はどうだろう。どうですかね?
まあ、何が言いたいかっていうと彼らの笑顔に裏はないということです(たぶん)。
そんな安い、美味い、優しいバリ島。のんびりダラダラ、薄着でダラダラ、食べて飲んでダラダラ、ときには優雅にダラダラして過ごせる、これぞアジアンリゾート・バリ島。
というわけで10年前の記憶を掘り返しつつ、バリ島の旅情報をまとめてみます。まずはお宿編。
バリ島の安宿ロスメンに泊まる
バリ島の安宿といえば「ロスメン」。というのはわりと広く認知されていると思うのだけど、実際ホテルとロスメンがどう違うかと言われるとよく分からない。というか、たぶん現地の方もちゃんと差別化しているわけじゃないと思う。
なんというかまあ、ロスメンの方がカジュアルで、どっちかと言えばサーファー向けな感じがあります。ざっくり。
ちなみに以前私が泊まったのはこちら。
クタビーチ徒歩圏内にある「Mangga Bali Inn(マンガ・バリ・イン)」。

ツインベッドのお部屋

一応、必要最低限のものはある
どーん。殺風景。今は全面改装しているので、もうちょいキレイです。中庭に面したバンガロータイプで、街中だけど緑豊か。

マンガ・バリ・インの宿泊棟外観(Expediaより)
トイレと横並びのユニットバスで、浴槽がないシャワータイプ。たしかお湯は建屋ごとにタンクに溜めておくスタイルで、タンクのお湯が切れたら水しか出なかった気がします(うろ覚え)。
10年前は一泊1,200円ぐらいでした。2週間ぐらい連泊したのですが、その分ちょっとまけてくれた気がします(うろ覚え)。
今は若干値上がりして一泊1,800円ぐらい(2021年現在)。でもちゃんと朝食付き。安い。

季節のフルーツがたっぷり出てきたりもする
お湯の件などで多少不自由はあるけど、おおむね普通の宿泊施設です。たいていのロスメンはこんな感じだと思います。
エクスペディアなどのホテル予約サイトでロスメンも含めて検索予約できます。あまりに安すぎると警戒してしまいますけどね。
ちなみに。上述のマンガ・バリ・イン。たった今(2021年5月現在)エクスペディアで検索してみたら割引セールで一泊250円になってました!ひー。観光産業の苦しさがうかがえます。がんばってほしい。
アポなしで宿ホッピングもアリ
もしそこそこ滞在日数がある場合は、最初の数泊だけ予約サイトで押さえておいて、残りは現地調達するのもいいと思います。
あまりに安いと「本当に大丈夫?」って不安になりますしね。実際に部屋を見せてもらってから決めると色々安心です。流れとしてはこんな感じ。
- 予約サイトなどで事前にいくつかアタリをつけておく
- 実際にフロントを訪ねてみる
- 部屋を見せてもらったり、宿泊費などの条件を確認する
- お宿決定
みなさん優しいのでカタコト英語で大丈夫。英会話サイトも参考になります。(例えばHapa英会話さんのやつとか。)
最低限聞いておきたいのはこんなところでしょうか。
- 宿泊費(連泊割引があるかどうかも念のため)
- お湯が出るか
- 朝食はつくか
使いそうな英語表現
- Do you have any vacancies? (空き部屋はありますか)
- Is there hot water in the shower?(シャワーはお湯ですか?)
- Is there a free breakfast? (朝食はついていますか?)
- discount for staying long term(長期宿泊割引)
あと、周辺環境や客層もチェックしておきたいところ。特にビーチ近辺の安宿は欧米(特にオーストラリア)のサーファー向けに作られている事が多いのだけど、オーストラリアの方々はけっこう騒ぎがち(個人の感想です)なので、静かに過ごしたい場合は環境要チェックです。
近くに屋台なんかがあるとさらにうれしい。

Mataram通りにあるサテアヤムの屋台
一泊料金がお安いから重複で宿手配もアリ
安宿に連泊していて、もしふと別のエリアに泊まりたくなったりしたら、その宿を確保したまま、重複して別の宿を手配するのもアリだと思います。
私自身もクタで連泊していた際、宿をそのまま確保しつつ他のエリアに数泊したことがあります。大きな荷物はそのままクタの宿に置いて、リュックに貴重品や数日分の着替えをつめ、原付(本来は乗っちゃいけないのだけど、そこは暗黙のグレーゾーンでもある)で北東のチャンディダサやアメッドへ向かい、各地の安宿で数泊して元の宿に戻ってきました。

ショートトリップの道中で見たアメッドの海
各地の宿は現地調達。当時は2,000円も出せば普通のロスメンやバンガローに泊まれました。エクスペディアを見る限り、相場は今もそんなに変わらないと思います。宿代が重複してもそれぞれ2,000円程度ならトータル4,000円なので宿泊費としては許容範囲じゃないかと。

アメッドの宿から眺めた真っ赤な夕焼け
これのメリットは、荷物を大移動させなくていいこと。ちょいとそこまで感覚で宿を移動できるので身軽で楽チンです。また、連泊割引をしてもらっている場合は一度チェックアウトしたら連泊が途切れるので、そのままキープしておいた方がお得だったりします。
たまには高級ホテルで優雅に過ごしたい
もちろん完全にチェックアウトしてから宿ホッピングするのもいいと思います。1泊だけ高級ホテルを手配して優雅に過ごすってのも素敵ですよね。とはいえ一棟貸しのヴィラでも一部屋1、2万円ぐらいからありますし、フォーシーズンズでも5、6万円程度なので、数人で泊まれば1人頭の出費はそれほどでもなかったりします。
基本は安宿で宿泊費を抑え、数日だけ奮発して高級ホテルで過ごす。こんな組み合わせができるのも、安宿の価格帯がガチンコでお安いおかげですね。ありがたやありがたや。

「フォーシーズンズ・リゾート・バリ・アットジンバラン」イメージ写真(Expediaより)
まとめ バリ島の宿泊スタイルはよりどりみどり
宿の振り幅が大きく、宿泊スタイル変幻自在なバリ島。宿泊日数と目的に合わせて、自由気ままにエリア移動もできちゃいます。エリアによってけっこう雰囲気が違うので、お気に入りエリアを探して宿を転々とするのもまた醍醐味かと。
リゾートトラベラーだけでなくロードトリップ好きな方にも、ぜひぜひオススメのバリ島なのです。
エクスペディア
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