台湾の食堂に入って注文にまごついていると、店員さんに「ルーローファン? ショーロンポー?」と聞かれること多数。
もう日本人と言えば、魯肉飯(るーろーふぁん)と小籠包なんでしょうね。わかります。
私、朝昼晩と小籠包づくしでもいいです。むしろそれがいいです。大好きです。
台湾で最初に食べた小籠包は、「正好鮮肉小籠湯包」のやつ。
「まさよし」「まさよし」と親戚の子みたく呼んでいますが、たぶんちゃうよね。何と読むのだろうね。
場所は、大安(だーあん)方面、通化夜市(臨江街観光夜市)の近く。
【住所】No. 6-1, Lane 57, Tonghua Street, Da’an District, Taipei City, 台湾 106
Googleマップ先輩に聞いてみてください。店名で検索したらピン立ててくれます。
夜市をちょっと外れた裏通りにありました。
包んでます。今まさに。
表で作って中で食べるという、台湾にありがちなあべこべスタイルです。
メニューは小籠包(100元)と酸辣湯(さんらーたん)(35元)と焼売(しゅうまい)(100元)のみ。
一途な職人気質な感じ、好きです。
他のお店と比べるととりわけ安い価格設定ではないのだけど、日本と比べるとやはり破格。
だって380円ぐらい(2018年現在)ですよ。8個で。
この物価地域差のおトク感も相まって、台湾で食べる小籠包は2倍増しで美味しい気がします。
正好の小籠包は、とにかく優しい。あっさり風味。
かといって、薄味というわけじゃない。しっかり美味しい。
「癒される」という言葉を乱発するのもどうかと思いますがね、確かに癒される味なのですよ。
ほっこりするといいますか。
あー永久にいけるわこれー。という味。
あ、あと、小籠包と言えば肉汁アッツアツで、食べる時にちょっとドキドキするじゃないですか。
だけど、正好のは全然熱くない。なぜでしょう、外で作ってるからなの?
とにかく、「あれ?」と拍子抜けするぐらい熱くないので、そういう意味でもホッとするというか、ほっこりするというか。
お店ごとに味や食感の異なる小籠包。
ガツンと濃いめのやつをさんざん食べてから、最後に正好の小籠包で締めたい。
「ただいま、今帰ったよ」な感じの、落ち着く味です。
全般ふわっとした説明でごめんなさい。
なお、酸辣湯はお約束の八角風味ががっつり。
野菜から肉から具だくさんで、「八角がアレだけど...身体にはいいよね絶対」と呪文のように唱えながら完食しました。
けっこう量も多いので、女子2人でなんとかシェア。
しかしなんでしょうねー。あの八角のそこはかとない違和感。
うーむ、どうしても苦手ですわ。
その点、小籠包は八角が入っている率が極めて低いので安心です。
なお、正好の焼売は食べていません。次回ぜひ。
いやほんとに、ぜひまた行きたい「正好」。
(おわり)
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