【アメリカ】蜘蛛女が鎮座する「スパイダーロック」キャニオン・デ・シェイ

キャニオン・デ・シェイとは

キャニオン・デ・シェイはアメリカの国定公園。
国立公園と国定公園ってどう違うんでしょう。はて。
認可元が違うんでしょうか。国定公園の上位互換が国立公園なんでしょうか。はて。(よく分からない。)

キャニオン・デ・シェイはアリゾナ州北東部に位置します。
グランドサークルからはやや外れているので、行くとなるとちょっと躊躇してしまう場所。

Googleマップで見るとモニュメントバレーから近いように見えるのだけど、それでも車で2時間弱かかるし、あげく公園付近には他に立ち寄れるようなスポットが何もない。
見学後そのまま南へ抜けてルート66を観光するとか、化石の森国立公園を訪れるとかいう手もあるけれど、何はともあれ時間に余裕がないと厳しい。
なのでまあ、グランドサークル周遊のプランには実に組み込みにくい場所なのであります。

だけど、どうしても行ってみたかった。
キャニオン・デ・シェイにあるという「スパイダーロック」。
その異次元の様相を、ぜひ肉眼で見てみたかった。

というわけで、行ってみました。
選んだのはモニュメントバレーから南下するルートではなく、セドナから北上するルートです。

セドナから車で3.5〜4時間ぐらい

セドナからは車で3時間半から4時間。
がんばれば日帰りできる距離だけど、一人で往復8時間運転など苦行そのもの。
自重してキャニオン・デ・シェイで1泊分の宿をとりました。

往路、せっかくなので途中ウィンズローの町に。
イーグルスの「Take it Easy」の歌詞に出てくる町です。

Well, I’m standing on a corner in Winslow, Arizona
and such a fine sight to see

Eagles – Take it Easy

歌に合わせて、コーナーに銅像が。
そして筋向かいの土産物屋が、爆音でイーグルスをかけておられました。

なお、化石の森国立公園も道中にあるので、余裕があれば立ち寄ってみてもいいかもしれません。(この時は寄らなかった。)

化石の森国立公園を過ぎて、191号線を左折。あとは一路ひたすら北上。
いやあ、もう。眠かった。眠すぎた。だって2時間ひたすらこの景色。

iPod爆音で眠気をごまかしつつ、なんとかキャニオン・デ・シェイにたどり着きました。

宿は、近くの町「チンレ」のホリデイ・イン。

まあ、他にこれといった選択肢のない小さな町です。
ナバホ・ネーション(ナバホ族の準自治領)なので、アルコールとか販売禁止だったと思う。(たしか)



なにはともあれ、スパイダーロック

ここで、改めてキャニオン・デ・シェイについて。
キャニオン・デ・シェイは、先住民族が数千年も昔から生活を営んできた場所。アナサジ族、プエブロ族らの生活の跡が多く残っています。そして今なおナバホ族が谷底に暮らし、彼らはここを聖地として崇めているそうです。

あ、なおGoogleマップ先輩は「キャニオン・デ・チェリー」とおっしゃられるので、検索するときにはご注意を。
英語表記が「Canyon de Chelly」なので、まあそうなっちゃうか。
ナバホの言葉では「シェイ」に近い発音らしいです。

公園内には2つのドライブルート(ノースリムとサウスリム)が整備されていて、渓谷の景色や先住民族の遺跡を転々と見ることができます。

そしてサウスリムの一番奥に、スパイダーロックはありました。

地中からせり出したかのようなドラマチックなたたずまい。
ナバホの人たちは、その頂上に全知全能の神スパイダーウーマンが鎮座していると云います。
ぞくぞくしました。224mあるのだそうです。
世界はこんなにもミステリアスで、美しい。

ナバホの聖地とされる場所は他にもいくつか点在していて、実はモニュメントバレーやアンテロープキャニオンもそう。
彼らの聖地は、どこも圧倒的に美しいのです。
自然の厳しさと地球のたくましさを、瞬間的に体感させてくれる場所。
だからこそ、彼らは「聖地」として護り崇めるのだと思います。
いやあ、来れて良かった。
感動しました。

最後に、周辺スポットとの距離感をご参考までに。
チンレから北東方面にフォーコーナーズ(2時間弱)、北西方面にモニュメントバレー(2時間弱)、まっすぐ北へ行ってナチュラル・ブリッジズ(3時間)、さらに北にアーチーズ国立公園(3時間半)。
あと、フォーコーナーズをもうちょっと東へ行くと、これまたナバホの聖地シップロック(2時間強ぐらいかな)も。
(おわり)


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