アメリカ 旅日記

旅プラン: 7日間でグランドサークルを旅するなら(パート2/3)

前回のつづきです。

    • 目次

Day4: アンテロープキャニオンとホースシューベンド

ページの町は、「あの」アンテロープキャニオンのお膝元。
そう、アンテロープキャニオンですよ、あの。
グランドサークルの数ある名所の中でも、ことフォトジェニックぶりにかけては1、2を争う神秘の渓谷。

町からアンテロープキャニオンへは10分弱。
モーテルをチェックアウトしたら早速向かいたいところですが、その前にぜひこちらにも寄っておきましょう。

ホースシューベンド(馬の蹄鉄)。
アンテロープキャニオンとは逆方向へこれまた10分ぐらいのところにあります。

その形はまさに蹄鉄。コロラド川がダイナミックに蛇行して作り上げた、いかにもアリゾナらしい絶景です。
駐車(ただの空き地)も見学もフリーで、コスパ的にもすばらしい。
高所が得意でない方は、肝が縮むことうけあいです。私はマックスでへっぴり腰になります。

さて。次はいよいよアンテロープキャニオン。
アンテロープキャニオンには、アッパーとロウワーの2箇所あります。
どちらもそれぞれ入り口にツアーブースがあるので、ここでツアー参加を申し込みます。

アッパーは横から入るタイプで、ロウワーは上から入るタイプ。

アッパーでは運が良ければ、光のシャワーが見られたりします。(私は見たことありませんが。)
ロウワーは、より狭い隙間を縫って進むためアドベンチャー要素が強め。
どちらを選んでも、砂と雨が生み出した神秘の世界をたっぷり堪能できます。
時間があれば、両方行ってみるのもおススメ。
個人的には、ロウワーの方が冒険っぽくてワクワクするので好きです。

さて。いったんページの町へ戻って腹ごしらえしたら、そろそろ次の目的地へ向かいましょう。
東へ2時間。アリゾナとユタのちょうど州境に位置するは、「あの」モニュメントバレー。
これまたフォトジェニックすぎる大絶景が待っています。



モニュメントバレーではぜひ「The View Hotel」に宿泊を。
ネイティブアメリカンの方々が経営されている、公園敷地内唯一のホテル兼ビジターセンターです。
特筆すべきは、なんといってもこの眺望。

モニュメントバレーを代表する3つのビュートが、すべての客室から一望できます。
宿泊客でなくても景色を楽しむ事はできますが、一面に広がる星空は宿泊しないと味わえません。
ぜひぜひ。

宿泊予約はホテルの公式ページから。

The View Hotel

人気ホテルなのでハイシーズンには予約がいっぱいになることも。
その時は、敷地外にもいくつかロッジがありますので検索してみてください。

ホテル料金比較検索サイト トリバゴ

Day5: モニュメントバレーは映画の世界

ホテル発着のオプショナルツアーに参加して、より近くでビュートを見学する事もできます。
見学用のルートが設定されているので、もちろん自分の車で中に入ることも可能です。
がしかし、そこはバリバリのオフロード。

車種に規制はありませんが、コンパクトカーで入るのはあまりおススメしません。
私はミッドサイズカーで中に入った事があります。本当は四駆が最適なんでしょうが、ミッドサイズでもまあ問題なく走れましたよ。

見学ルートの奥の方に位置する展望ポイント「アーティストポイント」。

もう、これが、もう。
私荒野フェチなので尚更かもしれませんが、この荒涼とした大地の気高さに、とにかく圧倒されてしまいました。

この辺一帯は数々の西部劇のロケ地にもなっています。
バックトゥザ・フューチャー3の舞台もそうでしたね。
まさにスクリーン映えする大パノラマ。存分に体感してください。

モニュメントバレーを去る前には、おみやげチェックもお忘れなく。
The View Hotelの中のショップが、なかなか充実しています。
手頃なお土産から、ちょっと高価なネイティブアメリカンジュエリーまで、いろいろ見ているだけでも楽しいですよ。

それからもう一箇所、忘れちゃならないのがフォレストガンプ・ポイント。

モニュメントバレーを出て、グランドキャニオンとは逆方向へ15kmほど走った辺りです。
看板などはありませんが、いつでも観光客がちらほらいるのですぐ分かるはず。

映画「フォレスト・ガンプ」のロケ地でおなじみの場所です。
映画を見た方も見ていない方も、この荒野を切り裂く直線路に、潔さと感動を覚えることでしょう。
いやあ、アメリカってつくづくダイナミック。

さてさて。映画の世界を満喫したら、お次はいよいよグランドキャニオン。
来た道を戻って、約2.5時間のドライブです。

パート3に続きます)



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  • この記事を書いた人
絶景ライター あゆ

絶景ライター あゆ

絶景フェチ目線の旅情報とリポートをお届けしています。 ハワイ、セドナ、アメリカ南西部、アジアに行きがち。 海、砂漠、荒野など、ひろーい場所が好きです。

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